"Source of sound"|2005|Pieces of wood angle 0.8mm


「音の根源」|2005|0.8mm角の木片

この作品はサイコロを撒いた時に起こる「音の根源」と人の行動を分かりやすく視覚表現した物である。 音が聞こえ、音の原因を探り、目で確認し、聞き分け、行動する。音が聞こえたときの人の一連の動作である。 (その行為は、私たちが日ごろ関わっている※クオリアや※アフォーダンスである。) 音は空間(身体内・外)からの情報を呼びかける「声」である。それを拾うも、捨てるも自由だが、 私たちの行動に対しての影響は大きい。「声」の起こりは自分自身の存在を表し, 伝わる他者の存在があって始めて成立する。空間を共有し私たちは繋がって触れ合っている。 私を中心にして様々なものが存在し「出来事」を起こしている。四角い空間、四角いサイコロの四角に意味があり、 小さなカスのような音も情報であり、その一つ一つが大きな環境を成り立たせていることを意味する。 いくつかのサイコロには人間の行動を表す動詞の言葉が書かれている。しかしそこに書かれたメッセージもまた音である。 (※知覚と行為が一体・不可分なものであり、その知覚=行為的なあり方が環境・身体・脳の 多様な要因の相互作用から成立することを、とくににクオリア(感覚質)とアフォーダンス (事物から知覚的に提供される行為の可能性)といい、さらにイマジネーションに繋がる。)