"そして、いなくなる"|2017|1608×570mm、写真プリント


"そして、いなくなる"|2017|サイズ可変、カーテン、スピーカーetc






Collaboration with fashion label ""Jesn"":
at (PLACE) by method, Tokyo

そして、いなくなる
2017

ファッションレーベルJensの17-18AW展示会に、インスタレーション作品の展示で参加。東京と大阪の二ヶ所で開催。展示内容は異なる。東京展では、Jens17-18AWのテーマである「BLUES」から派生させ、さらに同時期に鑑賞したボルタンスキー展のインタビューより「親子三代で忘却する」という言葉から衝撃を受け、よりリアルな身体の不在性、実在性を問う為に、自身の亡き祖母と、母と私の3人をテーマにする。

写真(肌色のの画像)の作品:
デジタルカメラが普及した15年前頃からの家族が大量に撮ってきた写真から祖母と母と私の3人の皮膚から肌色を抽出して、組み立てた。

カーテンと声の作品:
3つあるそれぞれのカーテンの奥から亡き祖母と母と私の3人の声が聞こえ、お互いに会話のようなものをしている。 音声・会話や間のプログラミングを土井樹さんにご協力いただきました。

本展示では、2016年にGoogle Deep Mindが開発した音声生成・予測に特化したニューラルネットワークである「Wavenet」を用い、作者、作者の母、作者の祖母のそれぞれの声を生成させた。このWavenetは、与えられた音声データ(wave file)から、その音声の特徴を取り出し、その特徴に従った音声を生成することが可能である。そのため、作者の声質そのものであるにも関わらず、何を言っているのかはよくわからない(このニューラルネットは意味までは学習できない)音声を生成することが出来る。(土井樹さんより)

土井樹:
音楽家、研究者。東京大学総合文化研究科博士課程。 社会の集団運動やArtificial Lifeなどのテーマで研究を行うとともに、アート/音楽作品の発表を行っている。自らの音楽作品のほか、近年はCM、インスタレーション、展示のサウンド・デザインも手がけており、主な近作には『Rhizomatiks Research x ELEVENPLAY:border』データ解析、『機会人間Alter』音楽/サウンドプログラムなどがある。 http://cotofu.com/